バイラルメディアとYoutubeの相性がいい理由

2015-06-23 カテゴリ:糞記事 タグ:

バイラルメディアがなぜYoutubeに頼るのかということが唐突に理解できた。それは動画であれば嘘や捏造が難しいからだ。

いやでも動画でもCGとか合成とかあるじゃんって思うかもしれないけど、実際そういうのはフェイクがそのまま流通したりする。

かなり昔に流行った「UFO haiti」っていう動画がいい例。


↑タイトル違うけど内容は一緒

この動画はハイチで撮影されたUFOの動画だという触れ込みで拡散されたが、後にこれがフルCGだということが明かされた。確かフランス製の景観CGソフト「Vue’d Esprit」を使ったものだったと記憶している。

フルCGだということが分かって、「ああやっぱり」となったワケなんだが、しかし捏造であれフェイクであれ動画の存在自体は事実だ。

「UFO Haiti」の場合、これが文章で表現されてたとしたら「嘘乙」で済む話だ。しかし動画があったから、真偽に対する議論が湧いた。何かを伝え、人を動かすのに、動画を使うか文章を使うかの違いは大きい。

同じことはバイラルメディアにありがちな「イイ話」にも言える。

これらよくできた「イイ話し」では、証拠がないので何でも書けてしまう。創作だろうが脚色だろうが何でもありだ。

ああいうのを読んで素直に感動する人もいるんだろうが、ネット経験豊富で騙され慣れている人達は簡単には信用しない。そういう「イイ話」を読んでも、やはり「嘘乙」で済ませてしまう。

当然そんな嘘だらけのサイトに人など集まらない。だからバイラルメディアはYoutube動画に頼るしかないのだ。

というようなことを思いついた。