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キムチ鍋の締めは酸辣湯麺がウマイ

白菜と鍋キューブが余っていたので豚肉と舞茸を買ってきてキムチ鍋にした。ちょっと多かったので翌日の夜も食べられるくらい残ってしまった。

次の日は「夜帰ってからまた同じ鍋を食うのか」と残念な気持ちになっていたのだが、ふと「キムチ鍋の残り汁は酸辣湯麺になるのではないか」という考えが浮かんだ。

酸辣湯麺は近所の中華料理屋でたまに食べていて、酸味と辛さの効いたとろみのあるスープが大好きだった。自分で作ってみたいと思いたものの、なかなか実行に移せずにいたメニューでもあった。

鍋キューブで作るキムチ鍋はあっさりしていてちょっと物足りないところもあるのだが、その分スープが澄んでいて臭みや辛みも控え目。これにちょっと手を加えたら酸辣湯麺になるのではないか。頭の中で組み立ててみたところ、結構イケそうな気がした。

実際作ってみたら驚くほど簡単に中華料理屋で食ったのに近い味が出せた。すごく嬉しかったのでここに紹介しようと思う。

■キムチ鍋の残り汁で作る酸辣湯麺

1.キムチ鍋を作る
鍋キューブを使ってキムチ鍋を作る。最初に豚肉をごま油で炒めると香ばしい香りが立つ。具は何でも好きに入れればいいと思う。俺は舞茸と白菜を入れた。

2.キムチ鍋を食って汁を残す
普通に食えばいい。

3.酢を入れる
量は適当。少しずつ足して味を見れば失敗しない。

4.調味料を入れる
豆板醤、黒コショウ、赤唐辛子粉末、醤油、ラー油を適当に入れた。豆板醤、赤唐辛子、醤油はなくても良さそうだが、コショウ、ラー油はあった方が良さそう。

5.水溶き片栗粉でとろみをつける
これも少しずつ足していけば失敗しない。結構薄まると思うので、4の段階では少し濃い目に味付けした方がいいと思う。

6.溶き卵を流し入れる
片栗粉の後の方が散らばらなくてキレイになるんじゃないかと思って最後に入れた。

7.茹でた中華麺の上にスープをかける
細打ち麺の方がスープがよく絡まっておいしいと思う。スープが糞熱いので、麺を水で締めておくとすぐ食べられ、麺ものびない。

8.花椒を振りかけて出来上がり
花椒の香りは非常に重要だと思う。花椒って結構いろんなものに使えるので俺は常備している。この香りが癖になる。本物の酸辣湯麺に花椒が入っているのかは知らんけど。

めんどくさい作業はほとんどなく、非常に簡単に作ることができる。

キムチ鍋の締めと言えばラーメンとかおじやが定番だけど、酸辣湯麺も是非ためしてみて欲しい。変わったものが食いたいときとかおすすめ。