AMPページからの流入は「cdn.ampproject.org」からのアクセスになる?
2016年4月14日
Googleアナリティクスを見ていたらトラフィックの流入元に「cdn.ampproject.org」という見慣れないドメインがあった。おそらくAMP版ページから本体サイトへの流入だと思う。
AMPってひとことで言うとスマニューのSmart版と同じで、媒体からするとコンテンツをGoogleに提供する形になる。
なぜGoogleがそうするのかというと、たぶん低速なサーバでホストされているコンテンツの離脱率が高いから。放っておくと検索エンジンそのものからの離脱に至り、最終的にはGoogleがAndroid OSとマップ、ストリートビューを提供するだけの会社になる、ということも考えられる。
そうならないように、ここ数年Googleは「お前ら頼むからページ速度もっと上げてくれ」ってことをえんえん言ってきたわけだが、期待していたほどの効果は上がってないんだろう。AMPの提供は「わかったもういい高速な環境用意するからフォーマット合わせてコンテンツよこせ」ってところだ。
媒体からすれば「じゃあ俺らどうやって食ってけばいいんだよ」って話になるが、これは「広告も入れてやるから」って感じでクリアしている。まあうまいよね。
ところで考えてみると、AMPって検索結果で本文も全部読めますよってだけで、見方によっては検索エンジンに対するちょっとした拡張と言えないこともない。なんとなくもう少し形が変化しそうな気がするな。