ネット上でときどき話題になる漫画「アーム・ジョー」。
見たわー、これ2年くらい前に見たわー、って感じでよく見かける。最近また話題になっていた。
この短篇は泉昌之の漫画「かっこいいスキヤキ」に収録されているらしい。この漫画の中身はたびたびネット上で話題になっている。
俺は「アーム・ジョー」を読んで、これがいつ頃の話なのか興味を持った。黒人奴隷がいたころの話なので、たぶん20世紀半ばまでのアメリカが舞台だろう。
時代設定を知る上で役立つセリフにこういうのがある。
産業革命の波はアメリカにも押しよせていた… チェーンソー(電動のこぎり)が発明される
産業革命が起きたのは18世紀から19世紀にかけて。一方、チェーンソーが発明されたのは1926年とされている。
現代のチェーンソーの成立に大きく寄与したのは、ジョゼフ・ビューフォード・コックス(英語版)とアンドレアス・シュティール(英語版)の二人である。後者は1926年にチェーンソーの特許を取り、1929年にはガソリンエンジンで動くチェーンソーを大量生産する企業を設立した。
制度上、20世紀にはすでに奴隷制は失われていたとされている。しかし、キング牧師の解放運動からも明らかなように、少なくとも20世紀の半ばまではその名残があったようだ。
産業革命ってのはちょっと時代が違うような気がするが、「工業化」って意味ではまあいいんだろうか。
取りあえず「アームジョー」の舞台となったのは、1930年代のアメリカと考えて良さそう。
パパ!! ママ!! トビー ドーリー ユージー 神よ! 力(パワー)を!