家電少女というスマホゲーをやってみた
最近、「家電少女」というスマホゲーを始めた。
これまで俺はゲームはPCでしかやらなかった。スマホゲーとか糞だろと思っていた。だが、やってみると意外と面白い。よくできていると感じる。
そもそもこのゲームに手を出したきっかけは、「嫁コレ」というアプリ。このアプリも一種の課金ゲーみたいなもんで、アプリ内で使えるマネーがある。このマネーを無料で得るためにインストールしたのが「家電少女」だった。
他にも何種類かのゲームをインストールしたのだが、継続してプレイする気になったのはこれだけだった。
他に入れたゲームを挙げると、名前は忘れたがいわゆる防衛ゲームみたいなのとか、有名な「Game of War」とか。
「Game of War」は面白そうだったし、実際ポイントゲットに必要な拠点レベル5までは上げたんだが、このレベルのゲームはPCでじっくり遊びたいと感じた。スマホでやるには重たそう。
いくつかやってみて思ったんだけど、スマホゲーってどれも5分~1時間くらい「待つ」ようなシチュエーションが生まれやすい。それだから頻繁にゲームを起動して進捗を確認する必要があったりする。これは常時持っているスマホならではの特徴だなと思った。
当然、待つのがいやな人やガチでやってる人は、課金してその時間を短縮することになる。体験してみると本当によくできていると感じる。
俺がやってみた「家電少女」というゲームにも課金アイテムがあるのだが、1日1回しかプレイしないような人には、たぶんほとんど必要ない。このゲームの場合、キャラの収集が目的になっているようなところがあって、レアなキャラを集めるのに課金が必要になっている。まあいわゆるコンプガチャなんだろう。収集欲ってのが課金の最大目的となっているのは間違いない。
俺が面白いと思ったのは、そういうことをあまりうるさく説明してこないのに、プレイヤーは勝手に収集しようとして行動してしまうというところ。集めたってメリットがあるわけではないのに、やっぱり空きがあったら埋めたくなるんだね。
そんなことを考えているうちに、最近のゲームにはあまり大きなストーリーが必要なくなってきたのかなと思うようになった。特にゲームの目的を告げられなくても、場と手段が与えられれば、後はプレイヤーが勝手に進めていくようなところがあるんではないだろうか。
スーパーマリオはなぜ右に向かって進むのかというと、進んだ先にピーチ姫がいるから。ファイナルファンタジー3で浮遊大陸の外に出なければならないのは、そうしなければ世界が滅ぶという物語があるから。
それに比べて、最近のオープンワールドゲームやマルチプレイゲームは、ゲームプレイ自体が目的になっている。スマホゲーもその流れの一部なんではないかと思った。
何と言うか、偏見を取り除いてやってみると意外と面白いわ。